フェルデンクライス・メソッドワークショップin高知

高知市にてワークショップを開催しました。
今回はフェルデンクライス・メソッドの観点から「歩く」という行動について探索しました。

【日時】 2011年3月27日(日)    10:00~16:00

【場所】 高知市春野文化ホールピアステージ   小ホール
【講師】 森近 貴幸(理学療法士、フェルデンクライス・メソッド プラクティショナー)
【主催】 フェルデンクライス岡山   代表:森近貴幸


ワークショップの内容↓

・始めに自分の身体を感じるボディスキャン


・ATM
楽に膝を立てられる場所を探して、膝を立てます。足底からの力を伝わらせて骨盤の前後傾をゆっくりと行ないます。次は立て膝から左右にそれぞれ膝を倒し、左右交互にも倒します。また、頭を膝と同側に回したり、反対側に回したりしてみます。頭と目を分化した動きも行ないました。


・次は片膝を立てて、足底からの力を伝わらせて骨盤を反対側へ持ち上げます。
歩きをチェックします。


・FI(タッチの練習)
ATMで行なった、片膝で骨盤を持ち上げる動きを他動的に行ないます。反対側の肩を同時に持ち上げるようにしてみて、前方の斜めのラインを縮めるように意識します。


・3人組での実習
グループになって、それぞれの歩行をチェックします。歩行のクセを見つけ、そのクセを強調する指示と抑制する指示を出して歩いてみます。普段は自分ではなかなか気付けないクセを発見できます。
チェックしてこの人にはこの動きが足りないのではないか、この動きのアイデアを提案してあげたらよしスムースな歩行になるのではないかという動きをFIで行なってから、また歩行をチェックして変化を確認します。




・ATM
横向きでかかとを軸にしてつま先を離す、つま先を軸にしてかかとを離す、それを交互に行ないます。
次に膝を軸にして足部を離す、足部を軸にして膝を離す、それを交互に行ないます。
下側の大腿の上で上側の大腿を滑らせるように動かします。


・FI
さきほどのATMの動きをペアになって行ないます。

・ATM
今度はうつ伏せで膝関節を直角に、足底を天井と平行になるようにします。足関節をゆっくりと曲げ伸ばし。つま先を意識するのではなく、かかとを意識して行なってみます。
次に内くるぶし、膝をつけて下肢をひとかたまりにして、かかとを軸にしてつま先を外に開く、つま先を軸にしてかかとを外に開く動きを行ないます。始めは両方一緒に行い、次は片方だけで、最後は膝を曲げるのを片足だけにして軸がない状態で行なってみます。





・立位の状態、歩行をチェックします。
壁に手をついて、ATMのようにかかととつま先を開く動きを立位で行ないます。


最後は仰向けで骨盤を前後傾して転がし、背骨をひとつずつ離すように持ち上げる動きを行ないます。

そして、立位、歩行のチェックをして変化を確かめました。

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