フェルデンクライス岡山について


 フェルデンクライス岡山では、動きを通して様々な気づきを高めるフェルデンクライス・メソッドの理解と普及を目的に、PT・OTその他医療従事者に対して、レッスンやワークショップを通じて臨床に役立つ学びを共有しています。自身の身体に対する気づきが高まるとともに、対象者のわずかな動きを感じとる能力も身に付きます。毎回テーマが異なっており、一回完結ですので自由な形での参加が可能です。
 月に2回(第2、4水曜日)、フェルデンクライス・メソッド ワークショップを岡山県倉敷市児島にて開催しています。その他特別ワークショップの開催を定期的に行っています。








フェルデンクライス・メソッド ワークショップ


【日時】 毎月第2・第4水曜日 1930〜(約2時間)

【場所】 倉敷市琴浦公民館(2階 第1和室)
 
     〒711-0906 岡山県倉敷市児島下の町9-2-27 Tel(086)473-0080

【参加費】 2000円     
【服装など】  動きやすい服装で、バスタオルを持参ください

【対象】 理学療法士、作業療法士、柔道整復師、その他医療従事者
【定員】 8名
【申し込み】 メール
 okayamafelden@gmail.com

予約制ですので、毎回必ずメールにて予約してからご参加ください。
氏名・所属・職種・予約確認の連絡先(メールアドレスなど)を記載してください。
参加の可否を開催日までに返信いたします。
【主催】 フェルデンクライス岡山
      代表:森近 貴幸(理学療法士・フェルデンクライスメソッドプラクティショナー)
【後援】 日本フェルデンクライス協会











特別ワークショップ


 フェルデンクライス岡山では定期的に特別ワークショップを開催しています。フェルデンクライス・メソッドについて基礎から応用まで学べる機会として是非一度参加してみてください。定員20名で毎回テーマが異なっています。
ワークショップ案内はこちら









フェルデンクライス・メソッドとは


 フェルデンクライス・メソッドは、各国の理学療法士、作業療法士の間でも広く導入されるようになりました。従来の運動器系を偏重した方法や手技ではなく、対象者自らが学習プロセスを認識し、自己の身体の変化に気づき効率の良い身体の使用法を日常化していく体性感覚へのアプローチです。

Trust yourself to work out what is right for you


 フェルデンクライス・メソッドは、体の動きを通して能力を引き出す「学習」の方法です。人間が成長過程で、動きを学び、そして動きを通してあらゆることを学ぶシステム・・・そのシステムに基づいて開発されたのがフェルデンクライス・メソッドです。




 創始者モーシェ・フェルデンクライス博士は、『心地よい体の動きが“脳”を刺激し活性化させる』ことを発見し、1940年代に一つの体系化されたメソッドとして確立。以来、ヨーロッパをはじめ北米・南米・オーストラリアへと広がり、その実績は教育・芸術・医療など幅広い分野で評価され、現在では日本を含め世界で活用されています。このメソッドは、身体に心地よい動き(呼吸や声、目や口、腕や脚、背骨や骨盤などの部分的あるいは全身の動き)を通し、全身の骨格や筋肉がどのように連携して動いているのかを詳細に体験することで、脳を活性化し、神経系を通してより自然で質の高い動きと機能を身につけていく、学習のためのレッスンです。心地よい体の動きで活性化された脳は、これまでの身体の無駄な動きや力の使い方に気づきながら、如何にすれば余分な力を使わずに効率よく楽に動くかを学習します。その結果、心と身体の双方にわたって無駄な緊張が解きほぐされ、持てる能力を充分に発揮することが可能となります。フェルデンクライス・メソッドでは体を動かすことは目的ではなく、気づきのための”プロセス”であり、脳を活性化させるための手段と考えます。それゆえ、フェルデンクライス・メソッドは”学び方を学ぶ”ためのメソッドとも言われます。ATM(動きを通しての気づき)とFI(機能的統合)に大別されます。

 フェルデンクライス・メソッド  2つのレッスン
グループレッスン : ATM
(Awareness Through Movement  動きを通しての気づき)

  指導者の指示に従い自発的に動いたり、身体の内部感覚に意識を向けてゆくグループレッスンです。自分が心地よくその動きが出来るために、頑張り過ぎず疲れたら休みます。目標達成よりもプロセスを重視します。身体の声を聞きながら自分のペースで快適に行うことが勧められます。レッスンを続けるうちに自分の習慣化した緊張や癖に気づくようになり、ニュートラルな状態から行動することが身につき、様々なことが楽にこなせるようになります。何か良いやり方を教わったり習ったりするのではなく、自分自身に合った自由な学び方を促します。  

 個人レッスン : FI
 (Functional Integration  機能的統合)
 
一対一で主に手技(繊細なタッチ)を用いて行われます。Sensory awareness(感覚的気づき)を使ったレッスンとも言われています。特に普段多く行う動作について、いろいろな可能性を発見できるようにアプローチしていきます。歩き方・座り方・起き上がり方等の立ち居振る舞い、専門のある方はその専門動作について、機能的統合を行うことも少なくありません。何か正しい(よりよい)やり方を施術者が用意して、それを教えるのではなく、自分で気づいてそれを使いこなせるように仕向けていくので、毎回違ったレッスンになります。



 フェルデンクライス・メソッドによる効果
1.姿勢、柔軟性、統一性の改善
2.感情、精神、肉体の健康向上
3.ストレス、苦痛の解消
4.怪我の回復、予防
5.ダンサー、ミュージシャン、アスリートたちの技術向上
6.無駄な力を省き、最大のパフォーマンスを発揮させる
7.介護予防


 フェルデンクライス・メソッドの活用
1.リハビリテーション(脳障害、うつ病、腰痛、頚肩腕症候群など)
2.整体、指圧、按摩、マッサージ、鍼灸などの代替医療やセラピー
3.介護、看護とその予防
4.加齢学、長寿学、心理学
5.パフォーミングアート、演劇、ダンス、音楽など表現芸術
6.すべてのスポーツとフィットネス
7.学校教育、社会人教育、生涯教育
8.職業、環境からくるストレスの解放と創造性の開発



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