フェルデンクライス・メソッドワークショップin神戸


神戸市にてワークショップを開催いたしました。今回はフェルデンクライス・メソッドの観点から「腰部・体幹」について探索しました。

【日時】 2011年4月10日(日)    10:00~16:00

【場所】 コミスタこうべ(神戸市生涯学習支援センター)  多目的室小(307)
【講師】 森近 貴幸(理学療法士、フェルデンクライス・メソッド プラクティショナー)
【主催】 フェルデンクライス岡山

【後援】 日本フェルデンクライス協会

ワークショップの内容↓

・立位で重心の位置や体幹前・後屈、側屈、回旋をチェック
背臥位でボディスキャン


・ATMレッスン
背臥位で膝を立てるのに楽な位置を探します。
腰と床の隙間をチェックし、その隙間を足底で床を押した力で小さくするように骨盤を後傾し、また元に戻します。腰部を動かすのではなく、力が足底から脚に伝わって骨盤を動かします。


尾骨から順番に仙骨、腰椎をひとつずつ床から離すように持ち上げていきます。また上からひとつずつ戻していき、次はさらに上部まで持ち上げるようにして戻すことを繰り返しながら徐々に持ち上げる範囲を広げていきます。
次は同じ動きを行ないながら、頭部も自由に力を伝えていきます。あごが胸に近づいたり離れたりします。

・タッチの練習(FI)
立位のチェックをしてから、立て膝にするまでの膝の立て方をいろいろ試してみて楽な方法を探します。
次に立て膝の位置も楽な位置を探します。
ATMで行なった骨盤を転がす動きをタッチによってアシストします。上前腸骨棘あたりからアシスト、殿部と股関節前面でアシスト、膝を把持して足底に押したり力を抜いたりしてアシストする方法を行ないました。



・ATM 
骨盤時計のレッスン。骨盤のところに時計の文字盤があるとして骨盤を動かします。仙骨の上部が床に着くところが12時、骨盤の右側が床に着くところが3時、尾骨が床に近づくところが6時、骨盤の左側が床に着くところが9時です。
12時→6時を繰り返す、3時→9時を繰り返す、3時から扇状に1時間ずつたどっていき半円にしていくなどを行ないました。小さい時計からゆっくりと始めます。




・タッチの練習(FI)
側臥位で骨盤を頭側・尾側へ動かす、腹側・背側へ動かす、前・後傾するように動かすことを行なってから、骨盤時計を行なってみてチェックします。


・ATM
背臥位で膝を立て、股を開くように膝を左右に開いて股関節内転筋の状態をチェックします。
両膝を右に倒し、左膝を左に開いたり戻したり、これを反対側でも行ないます。
次に、両膝を右に倒して、左膝を左に開いていき、右膝が動きだしたら左膝について行くように左にもって行きます。これを左右で繰り返し行い、頭と膝を同じ方向に動かします。そして、目は膝について行き頭は反対側に動かしたり、頭は膝について行き目だけ反対側に動かしたりしてみます。


・最後に両膝を開いてみて内転筋をチェック、骨盤時計をチェック、立位での動きをチェックしました。

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